彼女の名前はスザーン。
家庭科の先生
美術室と家庭科室は共同なので、関わることが多い。
疲れた和田アキ子みたいな顔をしているのが特徴だ。
何かしら上からモノゆうてくる感じの方で、
以前から、私もCPラーニャも彼女のことをあまりよく思っていなかった。
「今日、授業でمحاضرة(ムハーダラ)=lectureがあります。
yumiは、いいカメラ持ってんやから、写真撮りに来て」
と言われた。
「なんでお前の授業なんかいかなアカンねん。お前のためのカメラちゃうねんボケ」
と
言ってやりたかったけど、
そんなこと言える勇気もなく、
「アイワ。(はい)」とよい返事をして
言われた時間の5分前に行った。
「アイワ。(はい)」とよい返事をして
言われた時間の5分前に行った。
かわいい白い頭たちが、一つの教室に押し込められていた。
10年生、全クラス。
「…あれ?なんで全クラスもいるんやろう??」と、
一人の生徒に
「今日なんのレクチャーなん?」と聞いた。
一生懸命説明してくれたけど、
さっぱり分からんままだった。
ただ、
モヘンム(重要)な授業であることだけ分かった。
モヘンム(重要)な授業であることだけ分かった。
am10:00 授業開始。
スザーンが授業するのかと思いきや
見たことない女が教室に入ってきた。
歯切れのいい怖そうな女性だった。
フセインのセンターから、来たらしい。
―――出前授業みたいな感じかな?
とりあえず
言われた通り、写真を撮りながらレクチャーを聞いていた。
10分くらい口頭での説明。
ワケ分からんし、イカツイし…。おもんないなー。
と思っていた私。
―――だが
次の瞬間、目を疑った。
おっぱいが出てきた。
「fi- ainna- kabi-ra u sagi-ra…」
大きいとか小さいとか話している。
私は動揺を隠しきれなかった。
生徒は真剣だった。
ドキドキしているのは私だけだった。
――――――――ああ、今は授業中だ。生徒は集中している。
こんなことで動揺するなんて……、先生失格だわ。
私は自分を恥じた。
すると、その女は、おもむろに、
訳の分からん単語を並べながら、
おっぱいにパウダーみたいなものを塗り始めた。
質問が飛び交う。
「先生!それは何ですか!?」
「…いい質問です。 これはですね…」
しかし、私には分からない。
そうしてる間に、今度はゆっくりと
おっぱいを揉み始めた。
すかさず生徒はメモをとっている。
(私が聞き取れた単語)
「3本の指で―――」
「このように揉みます」
吹き出しそうで逃げ出したかった…。笑
ツッコミたいのに、みんな真剣。
―――なんなんですか?笑
ヨルダンの性教育??
みんなこうして大人になっていくの??
―――――――――――――――――――――
一人の生徒が前に出た。
どうやら、今日学んだ内容を、発表するようだ。
「こうですか?先生」
「そうですね」
次か次へと揉まれるおっぱい・・・
白い頭の集団に、もてあそばれる…
私は涙が溢れそうだった。
一体なんの授業なんですか?
学校でそんなことしていいんですか?
悪魔のような顔をした和田アキ子が、
「yumi!シャッターチャンス!」と
目で合図をしてくる。
恐怖のあまり、おっぱいにピント合わせる自分。
もうやめて…。
怖い… 恥ずかしい…
消えてしまいたい…
シャッターを切りながら、恐る恐る、授業の構成を考える。
静かに額に汗が流れた。
もうやめて…。
怖い… 恥ずかしい…
消えてしまいたい…
シャッターを切りながら、恐る恐る、授業の構成を考える。
静かに額に汗が流れた。
―――――次、先生に当てられたらどうしよう…。
私は震えていた。
私は震えていた。
そんな経験、いらない。
そんなことをするためにヨルダンに来たんじゃない!
そんなことをするためにヨルダンに来たんじゃない!
近くにこの気持ちを分かってくれる人がいたら―――と
心はまるでウサギだった。
誰かとこの震えを共有したかった。
様々な友達の顔が頭をよぎった。
――――――――――――――――――――――
何人かの発表のあと
最近よく話す生徒が前に出た。
その子が勉強がよくできることを知っていた。
さすがの彼女。余裕の表情で、話している。
―――やはり彼女はやるな。と
近くにいた生徒に、彼女を指さし、小声で、
「シュー イスムハー?」
(あの子の名前なんやったけ?)」と聞いた。
メモをとっていた手をとめ、
その子は、親切に教えてくれた。
その子は、親切に教えてくれた。
「イスムハ― (彼女の名前は)
ムジャッサム サドゥル。
(「胸の立体」です。)
そっちちゃうわッ!
さすがにそこはツッコんだ。
ツッコめたことでホッとした。
強敵、和田アキ子。
50分の授業を
こんなに長く感じたことはない。
カメラなんかいつでも貸すよ。
お願いやから、もう私を呼ばないでほしい…。
結局何も分からないまま。
「授業よかったやろ?」と言われ、
「…ア、アイワ。(はい)」と答えた。
「…ア、アイワ。(はい)」と答えた。
帰り道、バスの中
いやらしいヨルダン人のシャバーブよりも
頭の中は
おっぱいでいっぱいで―――――
スークに売ってる何もかもが
おっぱいに見えた。
世界は恐怖に満ちていた。
――――――――――――――――――――――
家に帰って単語を調べて
やっと附に落ちた。
おっぱい揉みの女性は、婦人科の先生。
今日の授業は乳がん検診の話。
もうそれ以上、調べる気にはならんかったけど。。
大事な授業やったんたね。
大事な授業やったんたね。
スザーンのこと、誤解していた。
…ごめんね、アキちゃん。
けど。。ほんま。。。
今日はつかれた―――――。。。
…ごめんね、アキちゃん。
けど。。ほんま。。。
今日はつかれた―――――。。。
さすがだなぁ、早朝から笑った。
返信削除乳がんの検診方法なんて授業でやんのか!?
病院行け!
あと、デスクトップの上におっぱいの立体のせるな(爆)
さすがPC隊員…笑
返信削除デスクトップはもはや、おっぱいの台でしかなかったよ。笑